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看護部紹介

曽我病院看護部のページにようこそ!

精神科看護というと何か特別な領域、特殊な看護だと思っていませんか。特別な専門技術や最新の医療機器、次々に開発される新薬など、医療がますます高度化・細分化していく現代において、精神科看護は今も昔も全ての看護の基本となる患者さまとの対人関係にその主軸があります。また、精神科疾患や障がいの特性から、精神科看護は治療としても大きな意味を持つという特徴があります。つまり、精神科の医療の中の看護の占める位置は、他の領域より大きいと言うことが出来ます。人とじっくり関わりたい、看護師が主体的に関わりたいと考えている方には大変魅力的な職場なのです。(それだけ責任も大きいのですが・・・)

曽我病院看護部では、その魅力を出来るだけ多くの職員が感じられるように努力して参ります。また、このページでは、出来るだけ多くの人に精神科看護の魅力が伝わるような内容を発信できたらと考えています。

看護部方針

1. 人間的尊厳を尊重し、対象のニーズに応じた保健・医療・福祉の看護サービスを提供します。

2. 現任教育を活発にし、看護(介護)の質の向上に努めます。

看護体制

看護部は、7病棟と外来にそれぞれ看護科長を配置し運営しています。各看護単位には夜勤体制に応じた人数の看護職員を配置し、組織的に看護活動を展開しています。

看護方式

チームナーシング方式を採用している。病棟によっては固定式チームナーシング方式を採用し、チームリーダーが中心になり看護を展開しています。その中で受け持ち制を採用しています。

看護部長よりごあいさつ

看護部長 渡辺 勝次21世紀は心の時代といわれ、国民の健康への期待は精神保健にあるといわれています。看護においても精神科看護の時代と期待されているといえます。その期待に応えるべく当看護部は看護部の理念・方針のもと、一致団結し、心の病む人々に専門的知識・技術を駆使して看護サービスを提供したいと考えています。そのために、部内に4つの会議と6つの委員会を設けて、日々質の向上に努めているところであります。

看護部長 渡辺 勝次

看護副部長 宮西 義一

精神看護専門看護師のご紹介

CNS[専門看護師(CNS:Certified Nurse Specialist)]は、“複雑で解決困難な看護問題を持つ個人、家族及び集団に対して水準の高い看護ケアを効率よく提供するための、特定の専門看護分野の知識及び技術を深め、保健医療福祉の発展に貢献し併せて看護学の向上をはかる”で、日本看護協会の資格認定制度です。現在、9つの分野に分かれており、「直接ケア」「相談:コンサルテーション」「調整」「教育」「研究」「倫理」の6つの役割があります。詳しくは、こちらのホームページをご覧ください。

現在の活動のひとつに、「入院患者さまの退院支援」があり、退院支援プロジェクトのメンバーとして機能しています。特に長期に入院されていた方を社会生活に導くには、非常に困難が多く、多くの職種だけではなく地域や行政との連携も必要です。この活動を通し、患者さまやご家族へのケア、看護や他職種からの相談、プロジェクトに関する調整を図ったり、退院支援に関する研究に取り組んだりしています。また、「質の良い、心温かい、信頼される」看護が提供できるように、病棟スタッフと話し合いの場をもったり、看護について教育を行ったりしています。

看護という人生を振り返ると、壁に立ちはだかった時、必ず道を作ってくれる人に出会っていました。そんな皆さんのお手伝いが少しでも出来たらと思っています。

精神看護専門看護師 田代 誠

精神科認定看護師とは

精神科認定看護師とは、日本精神科看護技術協会で設立された制度です。精神科認定看護師は10の専攻領域に分かれていて、それぞれの専攻領域において下記内容を目的としております。
下記内容を目的としております。

(1) すぐれた看護実践能力を用いて、適切な看護を行うこと

(2) 専攻領域において、他の看護領域の看護職に対して相談に応じること

(3) 専攻領域において、関係する医療チームと協働して、質の高い看護実践を行うこと

(4) 専攻領域において、看護技術の知識の集積に貢献すること

現在(2010年度)全国で400名の精神科認定看護師が精神科の現場で活躍しています。

精神科認定看護師として専門性の高い看護を提供します。

私は10ある専攻領域の中の「行動制限最小化看護」という領域の精神科認定看護師です。行動制限最小化看護と聞いても、どのようなことをするのかイメージできないと思います。原則、入院された方は電話や外出など自由です。しかし、病状に応じ医師の指示で面会や電話または外出などを制限することがあります。このような制限を「行動制限」といいます。

私の役割とは、行動制限の妥当性を検討したり、行動制限ができる限り短い期間になるよう相談に応じたりすること、またスタッフに対して行動制限に関する教育を行うことなどがあります。

どのような行動制限でも、患者様にとっては不利益なものでしかありません。しかし患者様の安全を優先すると、どうしても行動制限を行わなければならない時があります。そのため、専門性の高い看護を提供することで行動制限が最小化され、その結果、患者様にとってもその患者様を支えるご家族にとっても入院生活が「良かった」というものになるよう努めていきたいと思います。

精神科認定看護師(行動制限最小化看護領域) 早瀬 和

私は「うつ病看護認定看護」の領域の精神科認定看護師です。うつ病はどなたでも患う可能性があり、近年ではうつ病を患う方が増えています。

うつ病の方には、仕事や家事・学習など一生懸命に頑張る方が多く見られます。しかし、一生懸命に頑張った割には自分が期待した結果が得られず、自分に対し不満を持つようになります。このようなことを繰り返すうちにだんだんとストレスが蓄積していって、うつ病になる人もいます。そのためうつ病を発症した方は自分自身に劣等感を抱き「つらい」「しんどい」と感じてしまいます。

私は「語りの場」を多く持つことを大切にしたいと考えています。語りの場で出された「つらい」「しんどい」という感情をそのまま受け止め、つらい想いが少しでも楽になるように患者様と一緒に考えたいと思います。そして少しずつストレスに対応できるよう支援していけたらと考えています。

スタッフに対し相談・教育を行うことも役割の1つです。スタッフからの相談に乗りながら私が持つ知識と技術を共有することで、質の高い看護が提供できるよう努めていきたいと思います。

精神科認定看護師として、専門性の高い看護を提供するためにこれからも学ぶ姿勢を持ち、自己研鑚を忘れずにしていきたいと思います

精神科認定看護師(うつ病看護領域) 清野 孝行

私は「老年期精神障害看護」の領域の精神科認定看護師です。現在の日本における65歳以上の高齢化率は22%を超え、2015年には26.9%に増えるといわれています。人口の4人に1人が高齢者という社会です。このような背景のなか、「老年期精神障害」に関する多様なニーズに合わせた専門的な看護の必要性が求められています。

皆様が老年期の精神障害というとまず思い浮かぶのか認知症ではないでしょうか?

もちろん、認知症も老年期精神障害ですが、ほかにも老年期に好発する不安症や躁うつ病、青年期に発症して老年期まで経過した統合失調症なども含まれます。

このように老年期精神障害看護の対象の幅は広いのですが、「老年期」として一括りにはせず、対象者個人や疾患に合わせた専門性の高いケアを提供するのが役割です。

私は老年期精神障害看護をしていく中で、「患者様、ご家族の方にとって安心して生活ができること」を一番大切にしたいと心がけています。

そのために、なぜこの疾患、病態にはこのようなケアが必要なのか、個人に合わせたケアが重要なのかという根拠を示していくこと、その知識や技術をスタッフへ周知し、共有を図り、より専門性の高いケアが提供できるように働きかけられるよう努めていきます。

「老年期」を取り巻く課題はこれからますます個別化、複雑化していくと思われますが、新しい知識や技術を取り入れ、対応できるように学ぶ姿勢を持ち続けたいと思います。

精神科認定看護師(老年期精神障害看護領域) 矢田 弓子

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